採用試験を受けると決めたら最初にすること①

教員採用試験 心構え

この記事では、「教員採用試験に合格したい」と思っているあなたが、

まず一番初めにやるべきことをお伝えしていきます。

 

覚悟を決める

あなたは「本気で」教師になりたいと思っていますか?

この「本気」であるかどうかが、合格を左右するといっても過言ではありません。

なぜ覚悟が大事?

 

現状、採用試験に合格できなくても

教員免許を取得すれば教師になることは可能です。

・常勤講師

・非常勤講師

といった方法です。

 

しかし、採用試験に合格した人=「教諭」になると

福利厚生の充実度やボーナスの額など、講師に比べて圧倒的に有利になります。

校種にもよりますが、教諭の場合、ひとつの学校に数年勤めることができるので、

生徒との信頼関係を築けたり、自分のやりたいことがやりやすくなる、

という強みもあります。

 

常勤講師は「産休・育休の先生の替わり」の場合が基本なので、

1年で異動になったり、(夏休み後、いきなり異動させられる先生もいます)、

安定して働けないことが大半です。

 

私の同僚でも、

せっかく生徒の名前を覚え、授業も軌道に乗ってきたところなのに、

半年もしないうちに異動になり、

かなりストレスを抱えながら仕事をしている先生もいました。

(学校が変わることについてはまた別の機会に話しますが、環境がガラッと変わるので大変なのです。)

 

仕事内容は教諭と変わらないのに、待遇が全く違います。

 

採用試験は何回でもトライできますが、(自治体によって年齢制限は異なります)

常勤講師をしながら合格を目指す場合、

仕事をしながら勉強や面接対策をしなければならないので

かなり負担がかかります。

 

別の同僚の話になりますが、

夜の20時頃から、職員室やカフェでテキストを開き勉強、

休日を返上して面接練習を別の先生にお願いする、、

 

日中は授業や部活で忙しくてヘトヘトになるのに、

さらに夜や休日を使って対策しなければいけません。

 

大学生活で例えると、日中は授業とバイト、サークルをして

そのあとに大学入試の勉強をするようなものです。

 

かなり大変ですよね><

 

知り合いには10年以上、常勤講師として働きながら、

採用試験にトライし続けても受からない先生もいました。

忙しくて十分な対策ができず、場当たり的に受けてしまい不合格

また次の年も同じことを繰り返すという負のスパイラルにはまってしまう、

という悪循環です。

 

泣く泣く採用試験の対策に時間をとるために

非常勤講師に働き方を変えました。

でも、その間は収入は激減。

本当に大変な選択だったと思います。

 

 

 

つまり、教師として働きたいと思うなら、

1年でも早く(大学生の場合は1発で)

採用試験に合格するほうがいいのです。

 

「ダメならまた来年トライすればいいや。。」

などと

1ミリでも思っていると、

なぜか、面白いことに面接などのパフォーマンスに出てしまいます。

そして落ちます。

 

なぜなら、

採用側は教育委員会や元校長先生など、(自治体によりますが)

長年、何千人と生徒や保護者、教師と向き合ってきた

「人を見る目」のプロです。

中途半端な人は、

その人から出るオーラや話し方で

その「中途半端さ」を見抜かれてしまいます。

 

 

採用側(面接官)に

「この人は本気で教師になりたいのだな!」

思ってもらえるかどうか・・・

これがまず合格への大きな一歩になります。

 

自分は教師になりたい!と心から思えるか、

まずは自分に問いかけてみてくださいね。

 

採用する側も、中途半端な人材は採用したくないのです。

 

とにかくまずは「覚悟!」

本当に教師になりたいのか?自分の心に問うてみましょう?

 

 

 

そんなこと言われても、わからない!自身がない!

という方向けにはこの記事を読んでみてください。

本当に教師になりたいかについて、どのような基準で考えればいいのかがわかります。

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