短期間で教員採用試験に合格する方法をお伝えしています、ちひろです。
ご覧いただきありがとうございます!
この記事では、採用試験の準備として必要な、
「自治体リサーチ」についてお伝えしていきます。
受験する自治体の決め方
教員採用試験において、どこの「県」や「市町村」を受験するのがいいのでしょうか?
一般的には
・生まれ育った場所
・大学がある場所
が多いと思います。
私の場合、
出身地と大学の場所が異なっていたため、
どちらの自治体を受験するかとても悩みました。
地元に帰るか、進学先に残るか・・・
という究極の選択ですね。
一応、どちらも受験できるように
2つの自治体に願書を提出しました。
しかし、1次試験まで1か月しかない私には
2つの自治体をバランスよく勉強する
自身もキャパシティもありませんでした。
そして、
「絶対に今年合格したい」という強いもあったので
どちらかに絞り、その自治体の対策のみ徹底して取り組むことにしました。
2つとも対策が中途半端になり
どちらも不合格になるのを避けたかったからです。
企業の就職活動のように、
合格する可能性を求め、とりあえずいくつか受験するのは
個人的にはおススメできません。
自治体ごとに試験内容や日程が異なるため、
どれも対策が中途半端になってしまう可能性があります。
結局、
私が選んだのは大学のあった自治体でした。
理由は以下の通りです。
①教師になって自分がやりたいことがより、実現できそうだったから
②教育理念や目指す子ども像に共感できたから
さて、ここで問題です!
え、いきなり質問?!
この理由の共通点は何でしょうか?
うーん。・・・情熱?
確かに情熱も必要。だけどちょっと違います!
みなさんはどう考えますか?
答えは「愛着」です。
受験する県や自治体に愛着がもてるかどうかです!
採用する側は、
その地域の学校に通う子供たちのために
全力を尽くし、愛情と情熱をもって教壇に立ってくれる人材を
求めています。
ぜひ、この地域に愛着が持てるかどうかも
受験する場所を決める判断材料にしてください。
なぜ自治体リサーチが必要?
さて、受験する自治体が決まったら、
リサーチしてみましょう!
具体的にリサーチすべき点は3つです。
リサーチ後に何を考える?
上記の3つが確認できたら、
①教育理念・目指す子ども像に共感できるか?
②教師として求める人材像に自分はなれそうか?
③受験する地域が力を入れていることに、自分はどんなことで貢献できるか?
を考えて、ノートに書きだしていきます。
そうすることで、
思考が整理され、その地域で働くイメージが具体的に湧いてきます。
①教育理念・目指す子ども像に共感できるか?
→採用側は「共感」してくれる人をほしいと思うのは当然です。
共感できるということは価値観が近いということなので、誇りをもって仕事をすることや、
未来の生徒に対してどのように成長させてあげたいのかがハッキリします。
②教師として求める人材像に自分はなれそうか?
→仮に、求める人材像を確認して自分が当てはまらない!そもそもどんな人材かわからない!
という人も、受験をあきらめる必要はありません。
これからそのような人材になれるように自分を磨いていけばいいのです。
この辺りは、まだ別の記事でお伝えしていきますね。
③受験する地域が力を入れていることに、自分はどんなことで貢献できるか?
→地域によって教育に関する特色や力を入れていること異なります。
「道徳教育がトップレベル」「全国学力テストでいつも順位が上」「グローバル教育に力を入れている」などです。
これを知っておくことで、
自分が教員としてその地域でどんなことができるのか、
できそうかがより具体的になります。
そして、
それを面接で伝えることによって、
この人は地域のことまで考えてくれるのだな!
と信頼と好感を与えることもできます。
私は、英語の教員ですが、
③に関して受験先がグローバル教育に力を入れていたので、
大学生活での海外ボランティア経験と結び付けてアピールしました。
ここでのご自身のノートに書いた内容が、
面接で聞かれる可能性がとても高い
「なぜ教師になりたいのですか?」
「なぜ他ではなく○○県を受験しようと思ったのですか?」
という解答に自信をもって答えられることにも繋がっていきます。
まとめ
①受験先は「愛着」を持てるところにする。
②リサーチするべきポイントは3つ!
・教育理念・目指す子ども像に共感できるか?
・教師として求める人材像に自分はなれそうか?
・受験する地域が力を入れていることに、自分はどんなことで貢献できるか?
を考えて、自分なりの考えをノートにまとめる
です。
この作業が終わったら、
いよいよ試験対策に入っていきます。
頑張りましょう!
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