教師を楽しむために必要な4つのスキル

教員採用試験 心構え
採用試験に短期間で合格する方法をお伝えしています、さくです。
 

この記事は、教師に興味はあるけれど

ブラックだと聞くし、

自分はやっていけるかな?向いているだろうか・・・?

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こうした不安を持つ方に向けて、
 
「教師として楽しみながら長く働ける」先生たちの4つの特徴についてお伝えします。

柔軟である

柔軟とは、私のイメージですが
アツアツのお好み焼きの上のカツオ節です!
 
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フワフワ、ふにゃ〜としてますよね。
 
それくらい、心はふにゃっとしておきましょう。(笑)
 
 
どういうことかといいますと、
 
•思い通りに授業がすすまなかった、、
 
•帰ろうと思ったら急に保護者から電話がきた!
 
•放課後に生徒指導が入って、急に会議が始まった、、!
 
こうなった時に、
イライラしたりストレスを強く感じてしまうと、楽しく仕事ができません。
 
教師は、生身の人間が相手です。
相手(=生徒・保護者・同僚)の様子は日々変化します
 
ですので、

毎日何か起こることが普通!

思い通りに授業が進んだらラッキー!

 
と思っておくと、
 
パニックにならず、落ち着いて対処していくことができます。
 
特に、授業に関しては、
丁寧に授業内容を練って準備しますが、
 
当日の生徒の様子や、教室の雰囲気によって、
進み具合が変わっていきます。
 
もちろん、
私たちも人間なのでイラっとすることはあります。
 
イラっとしてもいいけれど、
柔軟に気持ちを切り替えられるといいですよね。
 
 
 
お好み焼きのカツオ節を頭に浮かべ、
ドンっと心を構えるイメージを持ってみてください。
 
 

困った時に助けを求められる

私は4つの中でも、特にこれが一番重要ではないかと思っています。
 
なぜなら、教師は個人で動くのではなく
組織として動いていくからです。
 
逆に言えば、
あなた1人が全ての責任を背負う必要はないのです。
 
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・担任をしている生徒の保護者からクレームが来た
 
・不登校の生徒がいる
 
・授業態度が悪い生徒がいる
 
などなど、こうした場合も、
1人で対処しようとしなくていいんです。
 
 
周りの先生に相談して、
一緒に解決策を考えてもらいましょう。
 
 
この「困ったことを素直に相談する」
スキルがあれば、不安や苦しさがかなり軽減されます。
 
真面目で頑張り屋さんの先生こそ、
問題があっても一人で抱えてしまい、
どんどん苦しくなってしまうので、
 
「ひとりで悩みを抱え込みやすい」
「人にあまり相談したことがない」
 
と思い当たる方は
ぜひ、これをきっかけに視点を変えてみてくださいね!
 
 
私も新人時代は、
授業態度の悪い生徒にどう接していいかわからなかったり、
クラスや部活動の保護者からクレームの電話が来てうまく返答できなかったり
 
たくさんの「苦しいこと」を経験してきました。
 
こうした時に毎回必ずやっていたことが、
隣のクラスの先生(学年や教科が違ってもいいのです)や
ベテランの先生に
「苦しい時は苦しい」と素直に言って、
相談にのってもらったり、一緒に解決策を考えてもらっていました。
 
この習慣のおかげで、
自信をもって生徒と向き合え、
大変に思うことがあっても一つずつ乗り越えていくことができました。
 
 

謙虚である

「謙虚」とはそもそも
どのような意味でしょうか?
 
 
国語辞典「大辞泉」によると
「控え目で、つつましいこと。
へりくだって、すなおに相手の意見などを受け入れること。また、そのさま。」
 
とあります。
 
 
すなおに相手の意見などを受け入れること。
 
 
実はこの要素がとても大事です!
 
「柔軟である」ことと
と似ていますが、
 
自分と違う考え
タイプの違う人を受け入れる姿勢を持つこと
 
が大切です。
 
 
 
全員と仲良くしろ!というわけではなく、
「自分にはないもの」に出会った時に、
 
・不快感を感じてストレスにする
 
よりも
 
・受け入れようとして、自分を成長させる
 
という考え方をする方が私にとっては働きやすくなりました。
 
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さらには、クラス経営や授業でうまくいかなかった自分を受け入れて
 
常に改善しようとする向上心も必要不可欠です。
 
 

頑張るときと休む時の切り替えが上手にできる

 
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「教師はブラック」と世間から言われることが多いですが、
ブラックというのには、
 
「勤務時間が長い」というのが大きな要因になっていると思います。
 
朝早くから出勤したり、
夜遅くまで職員室で仕事をする、
という状況ですね。
 
 
勤務時間においては校務分掌(担任か副担任、何部の顧問か)によって異なりますが、
 
実は、
365日 働き詰めということではないのです。
 
(・・・ほっとしましたか?)
 
 
確かに、生徒が学校に来ている間は、
授業やホームルーム(クラス経営)、
部活動や行事で忙しくなりますが、
 
夏休みなど長期休暇=生徒が登校しない日は、
時間給をとって早めに退勤したり
休みを取ることも可能です。
 
忙しい時とのギャップは大きくなりますが、
多くの先生は、
「夏休みまでもうすこし!」
という形で区切りを目標にしながら
日々、生徒と向き合っています。
 
 
一般的な会社は、
春休み、夏休み、冬休み
といったまとまった休み方はなく、
コンスタントに働き続けなければなりませんが、
 
教員になれば、
意外にまとまった休みが取りやすいです。
 
 
もちろん、
部活動や会議、研修が入ることもありますが、
生徒がいるからこそ起きる、
ケガや体調不良、保護者対応などのトラブルに対応することは
ほとんどなくなるので、自分のペースでゆっくり仕事ができます。
 
職員室でコーヒーを飲みながら、
授業準備や大好きな子供たちのことを想って学級通信を書くのも
高に楽しい時間ですよ!
 
 
このように、
忙しい時ばかりではないので、
 
頑張る時は頑張る!
 
休める時は思いっきり自分を甘やかして
楽しむ!休む!
 
このメリハリを
自分でコントロールできれば、
 
 
教師として楽しく仕事をすることができるはずです!

まとめ

今回の記事は
長くなってしまいましたが、
 
1.柔軟である
2.困った時に助けを求められる
3.謙虚である
4.頑張る時と休む時の切り替えが上手にできる
の4つのスキルについて紹介しました。
 
これまで
数百人の先生と出会い、一緒に仕事をしてきましたが、
 
これらを兼ね備えている先生が
生き生きと楽しそうに仕事をされています。
 
 
もし、
自分はまだそんな要素持っていないわ、、
 
という方も諦める必要はありません。
 
これらは、
経験を積んで、
意識すれば習得できるスキルです。
 
 
私も最初からこれらを
バランスよく兼ね備えていた訳ではありませんが
 
少しずつ身につけて、意識していくことで
今では、教師の仕事を楽しみながら続けることができています。
 
 
採用試験には合格したいけど
実際には教師になることが不安になったら、
上記の4つを思い出してみてくださいね。

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